"さすが" meaning in 日本語

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Adjective or Noun

IPA: [sa̠sɨᵝɡa̠], [sa̠sɨᵝɡa̠]
Forms: 当て字:流石, 遉, さすが, だろ, だっ, , , , , なら, (無し), さすがだろう, 未然形 + う, さすがだった, 連用形 + た, さすがでない, 連用形 + ない, さすがになる, 連用形 + なる, さすがだ, 終止形のみ, さすがなこと, 連体形 + こと, さすがならば, 仮定形 + ば, さすがそうだ, 語幹 + そうだ
  1. 評判や実力などにふさわしいだけものを確認し、改めて感心すること。やはり大したものだ。それだけのことはある。
    Sense id: ja-さすが-ja-adj_noun-KKT3eH4W
  2. (古語)ある物事を一応は認めながら、一方でそれとは反対の気持ちが残ったりして、そのまま容易に認めることができないこと。そうも言っていられないこと。裏腹な態度を見せたり、逆の気持ちを抱いたりすること。
    Sense id: ja-さすが-ja-adj_noun-D1uay-QC
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Adverb

IPA: [sa̠sɨᵝɡa̠] Forms: 当て字:流石, 遉
  1. (また「さすがは」「さすがに」などの形で)予想や期待、評判のとおりで、納得するさま。やはり。たいしたもので。
    Sense id: ja-さすが-ja-adv-C6hfjrJW
  2. (「さすがに」の形で)ふつうのものを上回るような能力や意思、性質、勢いなどをもってしても動かしがたい何らかの特別な状況や事情のため、やむを得ずそうせざるをえない、ということ。あるいは、ふつうのものを下回るような能力やふつう以上に抑制的な意思、性質などであっても、何らかの特別な状況下では、そのようなことが可能となる、ということ。どうしたって。いくら何でも。いたしかたなく。やはり。
    Sense id: ja-さすが-ja-adv-mKUXVn99
  3. (また「さすがに」の形で)ある物事を認める一方で、特定の条件下では、それとは反対の気持ちを抱くさま。とは言え。そうは言っても。しかし。 Tags: archaic
    Sense id: ja-さすが-ja-adv-xliuy8zv Categories (other): 日本語 古語・廃語
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Synonyms: やはり

Noun

IPA: [sa̠sɨᵝɡa̠] Forms: 当て字:流石, 遉, 坂口安吾『明治開化 安吾捕物 その八 時計館の秘密』, 牧野信一『五月六日』
  1. (「さすがの~も」「さすがの~でさえ」などの形で)ふつうよりも実力があるものでも、特定の条件下では、そうせざるをえないということ。あるいは、ふつうよりも能力が劣るものでも、特定の条件下では、そうできるということ。さしもの~も。あれほどの〜ですら。
    Sense id: ja-さすが-ja-noun-uCpsDvLK
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Noun

Forms: 刺刀
  1. 腰刀。短刀。
    Sense id: ja-さすが-ja-noun-LZtPqzkk Categories (other): 日本語 刀剣
  2. 細工に用いる小刀。
    Sense id: ja-さすが-ja-noun-29EHXTFI Categories (other): 日本語 刀剣
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Categories (other): 日本語, 日本語 名詞

Noun

Forms: 刺鉄
  1. 革帯や鐙の鉸具に作り付けて、力革の穴に刺して止める釘状の金具。
    Sense id: ja-さすが-ja-noun-TRO2Vg1k
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Categories (other): 日本語, 日本語 名詞
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        "各活用形の基礎的な結合例",
        "結合",
        "過去・完了"
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        "自動詞化"
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        }
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          "text": "人知れぬ、御心づからのもの思はしさは、 いつとなきことなめれど、かくおほかたの世につけてさへ、わづらはしう思し乱るることのみまされば、もの心細く、世の中なべて厭はしう思しならるるに、さすがなること多かり。(人に知られていない、ご自身から求めての恋の悩みは、いつものことのようではあるが、このように世間のもろもろのことでも、めんどうにお悩みになることばかり増えて、どうにも心細く、世の中がすっかり嫌になっておしまいになるものの、そうも言っていられないことが多くある。)"
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        "(古語)ある物事を一応は認めながら、一方でそれとは反対の気持ちが残ったりして、そのまま容易に認めることができないこと。そうも言っていられないこと。裏腹な態度を見せたり、逆の気持ちを抱いたりすること。"
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          "text": "かごいりチミーは ぽかぽかきしべの おちついた わがやへ かえりたくなっていました。 たべものも あいませんし、 うるさくて ねむれませんし。 なんにちか すると、 げっそりしてきたので、 さすがの まちねずジョニーも きづいて、 どうしたのかと たずねます。"
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          "text": "「さすがは、大名道具だて。」「同じ道具でも、ああ云う物は、つぶしが利きやす。」「質に置いたら、何両貸す事かの。」「貴公じゃあるまいし、誰が質になんぞ、置くものか。」ざっと、こんな調子である。"
        },
        {
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          "text": "さすがに朝夕をおろそかにしない人の心を籠めて書いたものは、何年たつて開いて見ても好い。"
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        "(また「さすがは」「さすがに」などの形で)予想や期待、評判のとおりで、納得するさま。やはり。たいしたもので。"
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              "手桶",
              "ておけ"
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          ],
          "text": "畑も手伝いたいと、前はおっしゃっていたが、いちど私が、およしなさいと申し上げたのに、井戸から大きい手桶で畑に水を五、六ぱいお運びになり、翌日、いきの出来ないくらいに肩がこる、とおっしゃって一日、寝たきりで、そんな事があってからは流石に畑仕事はあきらめた御様子で、時たま畑へ出て来られても、私の働き振りを、ただ、じっと見ていらっしゃるだけである。"
        },
        {
          "ref": "(菊池寛『入れ札』)",
          "text": "関所を過ぎると、さすがに皆は、ほっと安心した。"
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        "(「さすがに」の形で)ふつうのものを上回るような能力や意思、性質、勢いなどをもってしても動かしがたい何らかの特別な状況や事情のため、やむを得ずそうせざるをえない、ということ。あるいは、ふつうのものを下回るような能力やふつう以上に抑制的な意思、性質などであっても、何らかの特別な状況下では、そのようなことが可能となる、ということ。どうしたって。いくら何でも。いたしかたなく。やはり。"
      ],
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          "name": "日本語 古語・廃語",
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          "text": "かやうに憎からずは、聞こえ交はせど、け近くとは思ひよらず、さすがに、言ふかひなからずは見えたてまつりてやみなむ、と思ふなりけり。(このように好意を持って、手紙をやりとりなさるものの、深い関係になろうとまでは思っていない、とは言っても、それなりの女だくらいには思っていただいたところで終わりにしよう、と考えるのだった。)"
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        "(また「さすがに」の形で)ある物事を認める一方で、特定の条件下では、それとは反対の気持ちを抱くさま。とは言え。そうは言っても。しかし。"
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        }
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        "評判や実力などにふさわしいだけものを確認し、改めて感心すること。やはり大したものだ。それだけのことはある。"
      ]
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          "text": "人知れぬ、御心づからのもの思はしさは、 いつとなきことなめれど、かくおほかたの世につけてさへ、わづらはしう思し乱るることのみまされば、もの心細く、世の中なべて厭はしう思しならるるに、さすがなること多かり。(人に知られていない、ご自身から求めての恋の悩みは、いつものことのようではあるが、このように世間のもろもろのことでも、めんどうにお悩みになることばかり増えて、どうにも心細く、世の中がすっかり嫌になっておしまいになるものの、そうも言っていられないことが多くある。)"
        }
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        "(古語)ある物事を一応は認めながら、一方でそれとは反対の気持ちが残ったりして、そのまま容易に認めることができないこと。そうも言っていられないこと。裏腹な態度を見せたり、逆の気持ちを抱いたりすること。"
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          "text": "さすがの酒豪たちも、ウイスキイのドブロクは敬遠の様子でした。"
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          "ref": "(ベアトリクス・ポッター『まちねずジョニーのはなし』)",
          "text": "かごいりチミーは ぽかぽかきしべの おちついた わがやへ かえりたくなっていました。 たべものも あいませんし、 うるさくて ねむれませんし。 なんにちか すると、 げっそりしてきたので、 さすがの まちねずジョニーも きづいて、 どうしたのかと たずねます。"
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        "(「さすがの~も」「さすがの~でさえ」などの形で)ふつうよりも実力があるものでも、特定の条件下では、そうせざるをえないということ。あるいは、ふつうよりも能力が劣るものでも、特定の条件下では、そうできるということ。さしもの~も。あれほどの〜ですら。"
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          "text": "さすがに朝夕をおろそかにしない人の心を籠めて書いたものは、何年たつて開いて見ても好い。"
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        "(また「さすがは」「さすがに」などの形で)予想や期待、評判のとおりで、納得するさま。やはり。たいしたもので。"
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          "text": "畑も手伝いたいと、前はおっしゃっていたが、いちど私が、およしなさいと申し上げたのに、井戸から大きい手桶で畑に水を五、六ぱいお運びになり、翌日、いきの出来ないくらいに肩がこる、とおっしゃって一日、寝たきりで、そんな事があってからは流石に畑仕事はあきらめた御様子で、時たま畑へ出て来られても、私の働き振りを、ただ、じっと見ていらっしゃるだけである。"
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        "(「さすがに」の形で)ふつうのものを上回るような能力や意思、性質、勢いなどをもってしても動かしがたい何らかの特別な状況や事情のため、やむを得ずそうせざるをえない、ということ。あるいは、ふつうのものを下回るような能力やふつう以上に抑制的な意思、性質などであっても、何らかの特別な状況下では、そのようなことが可能となる、ということ。どうしたって。いくら何でも。いたしかたなく。やはり。"
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          "text": "かやうに憎からずは、聞こえ交はせど、け近くとは思ひよらず、さすがに、言ふかひなからずは見えたてまつりてやみなむ、と思ふなりけり。(このように好意を持って、手紙をやりとりなさるものの、深い関係になろうとまでは思っていない、とは言っても、それなりの女だくらいには思っていただいたところで終わりにしよう、と考えるのだった。)"
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        "(また「さすがに」の形で)ある物事を認める一方で、特定の条件下では、それとは反対の気持ちを抱くさま。とは言え。そうは言っても。しかし。"
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