"検束" meaning in 日本語

{
  "categories": [
    {
      "kind": "other",
      "name": "日本語",
      "parents": [],
      "source": "w"
    },
    {
      "kind": "other",
      "name": "日本語 名詞",
      "parents": [],
      "source": "w"
    }
  ],
  "forms": [
    {
      "form": "けんそく"
    }
  ],
  "lang": "日本語",
  "lang_code": "ja",
  "pos": "noun",
  "pos_title": "名詞",
  "proverbs": [
    {
      "word": "保護検束"
    },
    {
      "word": "予防検束"
    }
  ],
  "senses": [
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（田山花袋『蒲団』）",
          "ruby": [
            [
              "田舎",
              "いなか"
            ],
            [
              "容",
              "い"
            ],
            [
              "簇々",
              "むらむら"
            ]
          ],
          "text": "田舎ものの虚栄心の為めに神戸女学院のような、ハイカラな学校に入れて、その寄宿舎生活を行わせたことや、娘の切なる希望を容れて小説を学ぶべく東京に出したことや、多病の為めに言うがままにして余り検束を加えなかったことや、いろいろなことが簇々と胸に浮んだ。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "自由な行動を取らせないように他者を抑制すること。束縛。"
      ],
      "id": "ja-検束-ja-noun-ThdcDLRq"
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（森鴎外『舞姫』）",
          "ruby": [
            [
              "模糊",
              "もこ"
            ],
            [
              "忽",
              "たちま"
            ],
            [
              "欧羅巴",
              "ヨオロッパ"
            ]
          ],
          "text": "余は模糊たる功名の念と、検束に慣れたる勉強力とを持ちて、忽ちこの欧羅巴の新大都の中央に立てり。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "自らの身を引き締めること。"
      ],
      "id": "ja-検束-ja-noun-pVjfXzMB"
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（宮本百合子『今日の生命』）",
          "text": "警察は、殺した小林多喜二の猶生きつづける生命の力を畏れて、通夜に来る人々を片端から杉並警察署へ検束した。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "（法）個人の身体を束縛、警察署へ連行し一時的に留置すること。行政執行法（1948年廃止）で規定された。"
      ],
      "id": "ja-検束-ja-noun-aONbLBC6"
    }
  ],
  "synonyms": [
    {
      "word": "束縛"
    },
    {
      "word": "拘束"
    }
  ],
  "word": "検束"
}

{
  "categories": [
    "日本語",
    "日本語 名詞"
  ],
  "forms": [
    {
      "form": "けんそく"
    }
  ],
  "lang": "日本語",
  "lang_code": "ja",
  "pos": "noun",
  "pos_title": "名詞",
  "proverbs": [
    {
      "word": "保護検束"
    },
    {
      "word": "予防検束"
    }
  ],
  "senses": [
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（田山花袋『蒲団』）",
          "ruby": [
            [
              "田舎",
              "いなか"
            ],
            [
              "容",
              "い"
            ],
            [
              "簇々",
              "むらむら"
            ]
          ],
          "text": "田舎ものの虚栄心の為めに神戸女学院のような、ハイカラな学校に入れて、その寄宿舎生活を行わせたことや、娘の切なる希望を容れて小説を学ぶべく東京に出したことや、多病の為めに言うがままにして余り検束を加えなかったことや、いろいろなことが簇々と胸に浮んだ。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "自由な行動を取らせないように他者を抑制すること。束縛。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（森鴎外『舞姫』）",
          "ruby": [
            [
              "模糊",
              "もこ"
            ],
            [
              "忽",
              "たちま"
            ],
            [
              "欧羅巴",
              "ヨオロッパ"
            ]
          ],
          "text": "余は模糊たる功名の念と、検束に慣れたる勉強力とを持ちて、忽ちこの欧羅巴の新大都の中央に立てり。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "自らの身を引き締めること。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（宮本百合子『今日の生命』）",
          "text": "警察は、殺した小林多喜二の猶生きつづける生命の力を畏れて、通夜に来る人々を片端から杉並警察署へ検束した。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "（法）個人の身体を束縛、警察署へ連行し一時的に留置すること。行政執行法（1948年廃止）で規定された。"
      ]
    }
  ],
  "synonyms": [
    {
      "word": "束縛"
    },
    {
      "word": "拘束"
    }
  ],
  "word": "検束"
}