"恐惶" meaning in 日本語

See 恐惶 in All languages combined, or Wiktionary

Noun

Forms: きょうこう
  1. 恐れを感じ畏まること。
    Sense id: ja-恐惶-ja-noun-pkAQTq23
  2. ひどく、恐れること。
    Sense id: ja-恐惶-ja-noun-47RVzNnr
  3. (誤用か?)慌てふためくこと、恐慌。
    Sense id: ja-恐惶-ja-noun-t1UNuphK
The following are not (yet) sense-disambiguated
Related terms: 恐惶謹言
{
  "categories": [
    {
      "kind": "other",
      "name": "テンプレート:pronに引数が用いられているページ",
      "parents": [],
      "source": "w"
    },
    {
      "kind": "other",
      "name": "日本語",
      "parents": [],
      "source": "w"
    },
    {
      "kind": "other",
      "name": "日本語 名詞",
      "parents": [],
      "source": "w"
    },
    {
      "kind": "other",
      "name": "日本語 名詞_サ変動詞",
      "parents": [],
      "source": "w"
    }
  ],
  "forms": [
    {
      "form": "きょうこう"
    }
  ],
  "lang": "日本語",
  "lang_code": "ja",
  "pos": "noun",
  "pos_title": "名詞",
  "related": [
    {
      "word": "恐惶謹言"
    }
  ],
  "senses": [
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "(桑原隲蔵『支那人の文弱と保守』)",
          "text": "一同大聲を揚げて形式的に哭するのみで、泪など流す者は一人もなかつた。昭文帝は彼等の空々しい擧動を心憎く思ひ、目附役に命じて、泪を流して居らぬ者を調査して處分させた。百官達は意外の處分に恐惶して、次の式日からは、皆懷中に唐辛一包づつ用意して置き、哭する場合には、唐辛を含んで強いて泪を出して處分を免れたといふ。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "恐れを感じ畏まること。"
      ],
      "id": "ja-恐惶-ja-noun-pkAQTq23"
    },
    {
      "glosses": [
        "ひどく、恐れること。"
      ],
      "id": "ja-恐惶-ja-noun-47RVzNnr"
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "(石河幹明 『瘠我慢の説』)",
          "text": "右のごとく長州の騒動に対して痛痒相関せざりしに反し、官軍の東下に引続き奥羽の戦争に付き横浜外人中に一方ならぬ恐惶を起したるその次第は、中国辺にいかなる騒乱あるも、ただ農作を妨ぐるのみにして、米の収穫如何は貿易上に関係なしといえども、東北地方は我国の養蚕地にして、もしもその地方が戦争のために荒らされて生糸の輸出断絶する時は、横浜の貿易に非常の影響を蒙らざるを得ず、すなわち外人の恐惶を催したる所以にして、彼等の利害上、内乱に干渉してますますその騒動を大ならしむるがごとき思いも寄よらず、ただ一日も平和回復くの早からんことを望みたるならんのみ。"
        },
        {
          "ref": "(相馬泰三 『新らしき祖先』)",
          "text": "既に御身にも新紙等などにて御承知の事と被存候が、当国は昨秋以来経済界に大恐惶有之"
        },
        {
          "ref": "(吉川英治 『私本太平記 新田帖』)",
          "text": "たとえば、六波羅が高氏の叛旗に大恐惶をおこし、急遽、そこの守りに、思いきった非常手段をとりつつあることなど、目に見えるようなのだ。"
        },
        {
          "ref": "(中島敦 『弟子』)",
          "text": "糧道が絶たれ、一同火食せざること七日に及およんだ。さすがに、餒え、疲れ、病者も続出する。弟子達の困憊と恐惶との間に在って孔子は独り気力少しも衰えず、平生通り絃歌して輟まない。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "(誤用か?)慌てふためくこと、恐慌。"
      ],
      "id": "ja-恐惶-ja-noun-t1UNuphK"
    }
  ],
  "word": "恐惶"
}
{
  "categories": [
    "テンプレート:pronに引数が用いられているページ",
    "日本語",
    "日本語 名詞",
    "日本語 名詞_サ変動詞"
  ],
  "forms": [
    {
      "form": "きょうこう"
    }
  ],
  "lang": "日本語",
  "lang_code": "ja",
  "pos": "noun",
  "pos_title": "名詞",
  "related": [
    {
      "word": "恐惶謹言"
    }
  ],
  "senses": [
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "(桑原隲蔵『支那人の文弱と保守』)",
          "text": "一同大聲を揚げて形式的に哭するのみで、泪など流す者は一人もなかつた。昭文帝は彼等の空々しい擧動を心憎く思ひ、目附役に命じて、泪を流して居らぬ者を調査して處分させた。百官達は意外の處分に恐惶して、次の式日からは、皆懷中に唐辛一包づつ用意して置き、哭する場合には、唐辛を含んで強いて泪を出して處分を免れたといふ。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "恐れを感じ畏まること。"
      ]
    },
    {
      "glosses": [
        "ひどく、恐れること。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "(石河幹明 『瘠我慢の説』)",
          "text": "右のごとく長州の騒動に対して痛痒相関せざりしに反し、官軍の東下に引続き奥羽の戦争に付き横浜外人中に一方ならぬ恐惶を起したるその次第は、中国辺にいかなる騒乱あるも、ただ農作を妨ぐるのみにして、米の収穫如何は貿易上に関係なしといえども、東北地方は我国の養蚕地にして、もしもその地方が戦争のために荒らされて生糸の輸出断絶する時は、横浜の貿易に非常の影響を蒙らざるを得ず、すなわち外人の恐惶を催したる所以にして、彼等の利害上、内乱に干渉してますますその騒動を大ならしむるがごとき思いも寄よらず、ただ一日も平和回復くの早からんことを望みたるならんのみ。"
        },
        {
          "ref": "(相馬泰三 『新らしき祖先』)",
          "text": "既に御身にも新紙等などにて御承知の事と被存候が、当国は昨秋以来経済界に大恐惶有之"
        },
        {
          "ref": "(吉川英治 『私本太平記 新田帖』)",
          "text": "たとえば、六波羅が高氏の叛旗に大恐惶をおこし、急遽、そこの守りに、思いきった非常手段をとりつつあることなど、目に見えるようなのだ。"
        },
        {
          "ref": "(中島敦 『弟子』)",
          "text": "糧道が絶たれ、一同火食せざること七日に及およんだ。さすがに、餒え、疲れ、病者も続出する。弟子達の困憊と恐惶との間に在って孔子は独り気力少しも衰えず、平生通り絃歌して輟まない。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "(誤用か?)慌てふためくこと、恐慌。"
      ]
    }
  ],
  "word": "恐惶"
}

Download raw JSONL data for 恐惶 meaning in 日本語 (2.7kB)


This page is a part of the kaikki.org machine-readable 日本語 dictionary. This dictionary is based on structured data extracted on 2024-11-06 from the jawiktionary dump dated 2024-10-20 using wiktextract (fbeafe8 and 7f03c9b). The data shown on this site has been post-processed and various details (e.g., extra categories) removed, some information disambiguated, and additional data merged from other sources. See the raw data download page for the unprocessed wiktextract data.

If you use this data in academic research, please cite Tatu Ylonen: Wiktextract: Wiktionary as Machine-Readable Structured Data, Proceedings of the 13th Conference on Language Resources and Evaluation (LREC), pp. 1317-1325, Marseille, 20-25 June 2022. Linking to the relevant page(s) under https://kaikki.org would also be greatly appreciated.