"ばかり" meaning in 日本語

{
  "categories": [
    {
      "kind": "other",
      "name": "日本語",
      "parents": [],
      "source": "w"
    },
    {
      "kind": "other",
      "name": "日本語 助詞",
      "parents": [],
      "source": "w"
    },
    {
      "kind": "other",
      "name": "日本語_助詞_副助詞",
      "parents": [],
      "source": "w"
    }
  ],
  "etymology_texts": [
    "動詞「計る」の連用形の名詞化「はかり」から転じた。"
  ],
  "forms": [
    {
      "form": "許り"
    },
    {
      "form": "所り"
    },
    {
      "form": "可り"
    },
    {
      "form": "計り"
    },
    {
      "form": "副助詞。　体言"
    },
    {
      "form": "副詞"
    },
    {
      "form": "活用語の連体形又は一部の助詞に接続"
    }
  ],
  "lang": "日本語",
  "lang_code": "ja",
  "pos": "particle",
  "pos_title": "助詞",
  "related": [
    {
      "word": "ほど"
    },
    {
      "word": "のみ"
    },
    {
      "word": "だけ"
    },
    {
      "word": "ばっかり"
    },
    {
      "word": "ばっかし"
    },
    {
      "word": "ばかし"
    },
    {
      "word": "っぱかり"
    }
  ],
  "senses": [
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（有島武夫「星座」）",
          "text": "きゅうに遠くの方で急雨のような音がした。それがみるみる高い音をたてて近づいてきた。と思う間もなく園の周囲には霰が篠つくように降りそそいだ。それがまた見る間に遠ざかっていって、かすかな音ばかりになった。"
        },
        {
          "ref": "（有島武夫「星座」）",
          "text": "こちらに来るまでに計算はこのとおりやっておいて、結果が出るばかりになっていたのだから、すぐできるとたかをくくっていたんですが、"
        }
      ],
      "glosses": [
        "範囲を限定することを表す。だけ。のみ。"
      ],
      "id": "ja-ばかり-ja-particle-wMf4OnM5"
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（豊島与志雄「ふざけた読書」）",
          "text": "住所を書きこむくらいの配慮はしておいて貰いたいものだ。人に返信を書かせるばかりか、名簿をくって住所を探し出すの労をもとらせる。こんなのは却て礼を失するものだ。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "（「ばかりか」や「ばかりでない」などの形で）ある事物をあげて、それだけでなくさらに事例がある、特によりはなはだしい事例があることを表す。"
      ],
      "id": "ja-ばかり-ja-particle-KJs-8YVY"
    },
    {
      "examples": [
        {
          "text": "残っているのはがらくたばかりだ。"
        },
        {
          "text": "本ばかり読んでいる。"
        },
        {
          "text": "ないてばかりいるこねこちゃん。"
        },
        {
          "text": "遊んでばかりで仕事をしない。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "限定された範囲の事物が多数あり、そのほかのものはほとんどないことを表す。だけ。のみ。"
      ],
      "id": "ja-ばかり-ja-particle-zcfrhcyM"
    },
    {
      "glosses": [
        "だいたいの程度・分量を表す。くらい。"
      ],
      "id": "ja-ばかり-ja-particle-LLEBQRW~"
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（有島武夫「星座」）",
          "text": "そして空はまた雨にならんばかりに曇っていた。"
        },
        {
          "ref": "（有島武夫「星座」）",
          "text": "婆やは飛び上らんばかりにたまげさせられた。汽笛がすぐ側で鳴りはためいたのだ。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "（「せんばかり」の形で）動作が行われそうである、行われたとしても当然であることを表す。また比喩を表す。"
      ],
      "id": "ja-ばかり-ja-particle-fTtwdlRv"
    },
    {
      "examples": [
        {
          "text": "ここぞとばかりに攻め込んだ。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "（「とばかり（に）」の形で）強調をともなう比喩を表す。というばかりに、といわんばかりに。"
      ],
      "id": "ja-ばかり-ja-particle-jUDL6D0L"
    },
    {
      "glosses": [
        "（「したばかり」の形で）動作が行われてすぐであることを表す。"
      ],
      "id": "ja-ばかり-ja-particle-c8YHwt-D"
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（有島武夫「星座」）",
          "text": "柿江は早く自分を忘れたいばかりに、さされる盃を受けつづけた。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "（「ばかりに」の形で）理由がそれのみであることの強調を表す。"
      ],
      "id": "ja-ばかり-ja-particle-lKnZJUmV"
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（有島武夫「星座」）",
          "text": "俺も若い時に、なまじっかな楽な暮しをしたばかりに、この年になっての貧乏が、骨身にこたえるのだ。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "（「したばかりに」の形で）原因がそれのみであることの強調を表す。原因となることをしなければよかったのに、というニュアンスがある。"
      ],
      "id": "ja-ばかり-ja-particle-xutUCGKr"
    }
  ],
  "translations": [
    {
      "lang": "英語",
      "lang_code": "en",
      "word": "only"
    },
    {
      "lang": "英語",
      "lang_code": "en",
      "word": "about"
    }
  ],
  "word": "ばかり"
}

{
  "categories": [
    "日本語",
    "日本語 助詞",
    "日本語_助詞_副助詞"
  ],
  "etymology_texts": [
    "動詞「計る」の連用形の名詞化「はかり」から転じた。"
  ],
  "forms": [
    {
      "form": "許り"
    },
    {
      "form": "所り"
    },
    {
      "form": "可り"
    },
    {
      "form": "計り"
    },
    {
      "form": "副助詞。　体言"
    },
    {
      "form": "副詞"
    },
    {
      "form": "活用語の連体形又は一部の助詞に接続"
    }
  ],
  "lang": "日本語",
  "lang_code": "ja",
  "pos": "particle",
  "pos_title": "助詞",
  "related": [
    {
      "word": "ほど"
    },
    {
      "word": "のみ"
    },
    {
      "word": "だけ"
    },
    {
      "word": "ばっかり"
    },
    {
      "word": "ばっかし"
    },
    {
      "word": "ばかし"
    },
    {
      "word": "っぱかり"
    }
  ],
  "senses": [
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（有島武夫「星座」）",
          "text": "きゅうに遠くの方で急雨のような音がした。それがみるみる高い音をたてて近づいてきた。と思う間もなく園の周囲には霰が篠つくように降りそそいだ。それがまた見る間に遠ざかっていって、かすかな音ばかりになった。"
        },
        {
          "ref": "（有島武夫「星座」）",
          "text": "こちらに来るまでに計算はこのとおりやっておいて、結果が出るばかりになっていたのだから、すぐできるとたかをくくっていたんですが、"
        }
      ],
      "glosses": [
        "範囲を限定することを表す。だけ。のみ。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（豊島与志雄「ふざけた読書」）",
          "text": "住所を書きこむくらいの配慮はしておいて貰いたいものだ。人に返信を書かせるばかりか、名簿をくって住所を探し出すの労をもとらせる。こんなのは却て礼を失するものだ。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "（「ばかりか」や「ばかりでない」などの形で）ある事物をあげて、それだけでなくさらに事例がある、特によりはなはだしい事例があることを表す。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "text": "残っているのはがらくたばかりだ。"
        },
        {
          "text": "本ばかり読んでいる。"
        },
        {
          "text": "ないてばかりいるこねこちゃん。"
        },
        {
          "text": "遊んでばかりで仕事をしない。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "限定された範囲の事物が多数あり、そのほかのものはほとんどないことを表す。だけ。のみ。"
      ]
    },
    {
      "glosses": [
        "だいたいの程度・分量を表す。くらい。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（有島武夫「星座」）",
          "text": "そして空はまた雨にならんばかりに曇っていた。"
        },
        {
          "ref": "（有島武夫「星座」）",
          "text": "婆やは飛び上らんばかりにたまげさせられた。汽笛がすぐ側で鳴りはためいたのだ。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "（「せんばかり」の形で）動作が行われそうである、行われたとしても当然であることを表す。また比喩を表す。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "text": "ここぞとばかりに攻め込んだ。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "（「とばかり（に）」の形で）強調をともなう比喩を表す。というばかりに、といわんばかりに。"
      ]
    },
    {
      "glosses": [
        "（「したばかり」の形で）動作が行われてすぐであることを表す。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（有島武夫「星座」）",
          "text": "柿江は早く自分を忘れたいばかりに、さされる盃を受けつづけた。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "（「ばかりに」の形で）理由がそれのみであることの強調を表す。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（有島武夫「星座」）",
          "text": "俺も若い時に、なまじっかな楽な暮しをしたばかりに、この年になっての貧乏が、骨身にこたえるのだ。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "（「したばかりに」の形で）原因がそれのみであることの強調を表す。原因となることをしなければよかったのに、というニュアンスがある。"
      ]
    }
  ],
  "translations": [
    {
      "lang": "英語",
      "lang_code": "en",
      "word": "only"
    },
    {
      "lang": "英語",
      "lang_code": "en",
      "word": "about"
    }
  ],
  "word": "ばかり"
}