See やぶる on Wiktionary
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"(岸田國士「道遠からん 四幕」)〔1950年〕 青空文庫(2011年9月25日作成)(底本:「岸田國士全集7」岩波書店、1992年2月7日)https://www.aozora.gr.jp/cards/001154/files/46994_45066.html 2019年5月16日参照。", "text": "リキ、わかつた、わかつた。余計な心配なんかせずに、おれの四分二十のレコードを破つて来い。" } ], "glosses": [ "(他動詞)スポーツなどの競争し合う記録を上回る。" ], "id": "ja-やぶる-ja-verb-sdxqu0Md" }, { "examples": [ { "ref": "(井上円了「迷信と宗教」)〔1916年〕 青空文庫(2016年3月17日作成)(底本:「井上円了 妖怪学全集 第5巻」柏書房、2000年5月10日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001021/files/49374_58731.html 2019年5月16日参照。", "text": "この星を見た独軍はたちまち仏軍の勝利を迷信しだして、カイゼルの軍はもはや仏軍を敗ることができないといっている。" }, { "ref": "(織田作之助「猿飛佐助」)〔1945年〕 青空文庫(2001年8月2日公開、2005年9月29日修正)(底本:「織田作之助 名作選集4」現代社、1956年5月20日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000040/files/1325_19602.html 2019年5月16日参照。", "text": "わが術を破り得るほどの者、天下ひろしといえども、わが白雲斎師匠を除いて、ほかにはない筈だが、伊賀流か、甲賀流か、何れにしても手強い奴!" } ], "glosses": [ "(他動詞)打ち負かす。" ], "id": "ja-やぶる-ja-verb-BdnV12NK" } ], "synonyms": [ { "word": "千切る" }, { "word": "割く" }, { "word": "裂く" } ], "word": "やぶる" }
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青空文庫(2013年7月11日作成、2014年7月26日修正)(底本:「三国志(六)」吉川英治歴史時代文庫、講談社、2008年2月1日第47刷発行。「三国志(七)」吉川英治歴史時代文庫、講談社、2008年12月1日第52刷発行)https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/458_19935.html 2019年5月16日参照。", "text": "もし私が官吏になったら身を敗るのみです。" }, { "ref": "(吉川英治「剣の四君子」)〔1942年〕 青空文庫(2014年9月11日作成)(底本:「剣の四君子・日本名婦伝」吉川英治文庫、講談社、1977年4月1日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001562/files/56070_54420.html 2019年5月15日参照。", "text": "持って生れた腕ぶしでも、磨かない力は、俗にいう莫迦力、くそ力とも申すもの。そういうものに慢じていると、いつかはきっと身をやぶるだろう。" } ], "glosses": [ "(他動詞)身体の健康を損なう。" ] }, { "examples": [ { "ref": "(江戸川乱歩「探偵少年」)〔1955年〕 青空文庫(2018年7月27日作成)(底本:「おれは二十面相だ/妖星人R」江戸川乱歩推理文庫、講談社、1988年9月8日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/56686_65473.html 2019年5月15日参照。", "text": "入口には、ふつうの倍もある厚いドアがついていて、とても、やぶることはできません。" }, { "ref": "(国枝史郎「赤坂城の謀略」)〔1935年〕 青空文庫(2008年5月15日作成)(底本:「時代小説を読む 城之巻」大陸書房、1991年1月10日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000255/files/47209_31483.html 2019年5月15日参照。", "text": "公綱としてはわしを追い討ち、この陣を破りたく思ってはいようが、それにしては兵が少なすぎる。" }, { "ref": "(芥川龍之介「煙草と悪魔」)〔1916年〕 青空文庫(1998年9月11日公開、2004年3月11日修正)(底本:「現代日本文学大系 43 芥川龍之介集」筑摩書房、1968年8月25日初版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/163_15142.html 2019年5月16日参照。", "text": "牛は、打たれた尻の痛さに、跳ね上りながら、柵を破つて、畑をふみ荒らした。" } ], "glosses": [ "(他動詞)障害を突破する。" ] }, { "examples": [ { "ref": "(小川未明「どこかで呼ぶような」)〔1949年〕 青空文庫(2018年12月24日作成)(底本:「定本小川未明童話全集 14」講談社、1983年1月19日第5刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/files/51631_66729.html 2019年5月15日参照。", "text": "すると、ドーンドーンとつづいて、しずかな空気をやぶる音がしたのでした。" }, { "ref": "(大隈重信「余が平和主義の立脚点」)〔1910年〕 青空文庫(2017年12月26日作成)(底本:「大隈重信演説談話集」岩波文庫、岩波書店、2016年3月16日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001879/files/58085_63531.html 2019年5月15日参照。", "text": "人類は、元来、本能的に平和を好む動物である。故に、もし平和を破るものがあったならば、直ちに人類の仲間より排斥されるのである。" }, { "ref": "(岡本綺堂「柳のかげ」)〔1937年〕 青空文庫(2008年11月29日作成)(底本:「岡本綺堂随筆集」岩波文庫、岩波書店、2008年5月23日第4刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000082/files/49559_33625.html 2019年5月15日参照。", "text": "その懐かしい少年時代の夢を破る時が遂に来った。" }, { "ref": "(蒲松齢「汪士秀」)〔田中貢太郎訳1926年〕 青空文庫(2007年8月12日作成)(底本:「聊斎志異」明徳出版社、1997年4月30日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/001051/files/4933_27892.html 2019年5月16日参照。", "text": "何者だ、あの人間は。俺達の清興を敗ったのは。" }, { "ref": "(伊藤左千夫「箸」)〔1909年〕 青空文庫(2016年9月2日作成)(底本:「野菊の墓」ジュニア版日本文学名作選、偕成社、1984年10月44刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000058/files/56561_59641.html 2019年5月15日参照。", "text": "水車の運動はことなき平生には、きわめて円滑にゆくけれど、なにかすこしでも輪の回転にふれるものがあると、いささかの故障が全部の働きをやぶるのである。" } ], "glosses": [ "(他動詞)平穏な状況や安定した状況を突然乱す。" ] }, { "examples": [ { "ref": "(吉川英治「私本太平記」)〔1958?1961年〕 青空文庫(2012年11月8日作成)(底本:「私本太平記(四)」吉川英治歴史時代文庫、講談社、2009年12月1日第26刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001562/files/52427_49703.html 2019年5月15日参照。", "text": "ここはただ持久を計れ、堅く守って討ッて出るなとしてあるに、副将のそちみずからなぜ軍律をやぶるか" }, { "ref": "(海野十三「怪星ガン」)〔1948?1949年〕 青空文庫(2001年7月21日公開、2006年7月27日修正)(底本:「海野十三全集 第13巻 少年探偵長」三一書房、1992年2月29日第1版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/2638_23933.html 2019年5月15日参照。", "text": "国際救難法により二十四時間は救援隊から離脱できないことになっているのに、ギンネコ号は、法規をやぶるつもりか" }, { "ref": "(豊島与志雄「自由人」)〔1948?1949年〕 青空文庫(2010年7月4日作成、2011年4月14日修正)(底本:「豊島与志雄著作集 第四巻(小説IV」未来社1965年6月25日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000906/files/42744_39672.html 2019年5月15日参照。", "text": "待とう。あの人がすっかり話すのを待とう。約束を破るような人ではないのだ。" }, { "ref": "(蒲松齢「阿英」)〔田中貢太郎訳1926年〕 青空文庫(2007年8月12日作成)(底本:「聊斎志異」明徳出版社、1997年4月30日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/001051/files/4939_27888.html 2019年5月15日参照。", "text": "それが今度帰って聞きますと、甘の方では、私との約束を敗って、他と許婚なさるそうですから[…]" } ], "glosses": [ "(他動詞)守るべきことに反する。" ] }, { "examples": [ { "ref": "(坂口安吾「安吾巷談」)〔1950年〕 青空文庫(2006年1月10日作成)(底本:「坂口安吾全集 08」筑摩書房、1998年9月20日初版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/43181_21393.html 2019年5月15日参照。", "text": "横山、寺田などもダメ、天野が戦争の直前ごろに、十八分五十八秒いくらかぐらいで、ようやくボルグの記録を破ったのである。" }, { "ref": "(岸田國士「道遠からん 四幕」)〔1950年〕 青空文庫(2011年9月25日作成)(底本:「岸田國士全集7」岩波書店、1992年2月7日)https://www.aozora.gr.jp/cards/001154/files/46994_45066.html 2019年5月16日参照。", "text": "リキ、わかつた、わかつた。余計な心配なんかせずに、おれの四分二十のレコードを破つて来い。" } ], "glosses": [ "(他動詞)スポーツなどの競争し合う記録を上回る。" ] }, { "examples": [ { "ref": "(井上円了「迷信と宗教」)〔1916年〕 青空文庫(2016年3月17日作成)(底本:「井上円了 妖怪学全集 第5巻」柏書房、2000年5月10日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001021/files/49374_58731.html 2019年5月16日参照。", "text": "この星を見た独軍はたちまち仏軍の勝利を迷信しだして、カイゼルの軍はもはや仏軍を敗ることができないといっている。" }, { "ref": "(織田作之助「猿飛佐助」)〔1945年〕 青空文庫(2001年8月2日公開、2005年9月29日修正)(底本:「織田作之助 名作選集4」現代社、1956年5月20日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000040/files/1325_19602.html 2019年5月16日参照。", "text": "わが術を破り得るほどの者、天下ひろしといえども、わが白雲斎師匠を除いて、ほかにはない筈だが、伊賀流か、甲賀流か、何れにしても手強い奴!" } ], "glosses": [ "(他動詞)打ち負かす。" ] } ], "synonyms": [ { "word": "千切る" }, { "word": "割く" }, { "word": "裂く" } ], "word": "やぶる" }
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