"ばか" meaning in All languages combined

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Noun [日本語]

IPA: [ba̠ka̠] Forms: 馬鹿 [kanji], 莫迦 [kanji]
  1. おろかであること。現代日本語において、一般的に使用される罵倒語。 Tags: offensive
    Sense id: ja-ばか-ja-noun-vtn32sLN Categories (other): 日本語 蔑称
  2. 知的障害、精神障害。そのような障害者。 Tags: dated
    Sense id: ja-ばか-ja-noun-5NBcmeMk Categories (other): 日本語 古用法
  3. おかしなこと、道理に合わないこと。
    Sense id: ja-ばか-ja-noun-ZQe90w-7
  4. (主に形容動詞として)おかしな、道理に合わない。
    Sense id: ja-ばか-ja-noun-VkxgRz0m
  5. (「ばかに」「ばかみたいに」「ばかほど」などの形で)並外れて、異常に、やけに。おそろしく。
    Sense id: ja-ばか-ja-noun-45R4l5kI
  6. (謙遜・自嘲的にも用いるが、自称する時は反語的ニュアンスを持つ)社会常識を逸脱するくらいそのことのみに専念する人。
    Sense id: ja-ばか-ja-noun-yM6fgrsU
  7. 使い物にならないこと。
    Sense id: ja-ばか-ja-noun-QyPINvbf
  8. (主に「ばかをみる」の形で)損、不遇。
    Sense id: ja-ばか-ja-noun-qe3tEB-h
  9. (主に「ばかにする」「ばかにならない」の形で)ないがしろ、蔑視、軽視の対象。
    Sense id: ja-ばか-ja-noun-hTrXhcnr
  10. (接頭辞的に)並外れていること。
    Sense id: ja-ばか-ja-noun-q6WEGnYL
The following are not (yet) sense-disambiguated
Synonyms: あほ, あほう, たわけ, だら Derived forms: ばかくさい, ばかげる, ばかばかしい, ばからしい, おおばか Translations: hálviti [masculine] (アイスランド語), asni [masculine] (アイスランド語), grasasni [masculine] (アイスランド語), skynskiptingur [masculine] (アイスランド語), amadán (アイルランド語), idioot (エストニア語), idioot [masculine] (オランダ語), amadan [masculine] (スコットランド・ゲール語), òinseach [feminine] (スコットランド・ゲール語), idiota [masculine, feminine] (スペイン語), idiot [masculine] (スロヴァキア語), mjinga (スワヒリ語), บ้า, บ้าๆบอๆ (タイ語), salak (トルコ語), Idiot [masculine] (ドイツ語), Idiotin [feminine] (ドイツ語), idióta (ハンガリー語), ergel (バスク語), idiootti (フィンランド語), אידיוט (ヘブライ語), idiota [masculine, feminine] (ポルトガル語), idiota [masculine, feminine] (ポーランド語), idiota [masculine] (ラテン語), idioată [feminine] (ルーマニア語), idioţi [plural] (ルーマニア語), idioate [feminine, plural] (ルーマニア語), 傻子 (中国語), 蠢貨 / 蠢货 (中国語), 二百五, 傻瓜, 痴子 (中国語), 백치 (朝鮮語), 바보 (朝鮮語), fool (英語), silly (英語)

Inflected forms

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    "サンスクリット語「मोह(moha)」を語源とするもの",
    "「はかなし」の語幹とするもの",
    "史記における秦の二代皇帝胡亥の「鹿をさして馬という(指鹿為馬)」という故事に由来するというもの。最も有名であるが、漢語であるならば「バロク」としか発音せず、「バカ」と読むのは重箱読みであるという問題などあり、語源俗解の類とされている。"
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        },
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          "text": "Kは昨日自分の方から話しかけた日蓮の事について、私が取り合わなかったのを、快く思っていなかったのです。精神的に向上心がないものは馬鹿だといって、何だか私をさも軽薄もののようにやり込めるのです。"
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        "おろかであること。現代日本語において、一般的に使用される罵倒語。"
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        },
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          "text": "殿村はさも自信ありげに、落ちつきはらっていうのです。まんざらでたらめとも考えられません。うすばかのようなみょうな顔はしていますけれど、よく見れば、そのギョロリとした両眼には、人の心の奥を見とおすようなするどい光があって、なんとなく、ひとくせありそうな人物です。"
        }
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        "知的障害、精神障害。そのような障害者。"
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        "dated"
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          "text": "夫婦は一心同体だなんて、馬鹿も休み休み言ふがいいや"
        },
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          "text": "おい、笑いごとじゃ無いぜ。忠告するけど、馬鹿もこのへんでやめるんだな。"
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          "text": "そんな馬鹿なことは考えられません。だから、シムソンはこの事件から除外することが出来、その夜の御馳走をカレー料理と定めることの出来る人、すなわちストレーカ夫婦に我々の注意は集中されるわけです。"
        }
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        "(主に形容動詞として)おかしな、道理に合わない。"
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          "text": "僕はいいかげんな返事をしながら、はなはだ、煮切らない態度で、お相手をつとめていた。第一、ばかに暑い。それから、胃がしくしく、痛む。"
        }
      ],
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        {
          "text": "ねじがばかになる。"
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        "使い物にならないこと。"
      ],
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        "(主に「ばかをみる」の形で)損、不遇。"
      ],
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        {
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          "text": "つまらないものを食って、一向気にしない人間を見ると馬鹿にしたくなる。"
        },
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          "text": "何を馬鹿馬鹿しい、とはじめは嗤い棄てようとしたセトナ王子も、暫く考えている中に、この疑問が決して馬鹿にならないのに気がついた。馬鹿にならないどころか、この疑は、春の沼辺の水草の根の様に、見る見る、彼の心の中に根を張り枝を伸ばして行く。(中島敦『セトナ皇子"
        }
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        "(主に「ばかにする」「ばかにならない」の形で)ないがしろ、蔑視、軽視の対象。"
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        "(接頭辞的に)並外れていること。"
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        "日本語 古用法"
      ],
      "examples": [
        {
          "ref": "(長谷川時雨『明治座今昔』)",
          "text": "この女(ひと)は、どっか大きな家(とこ)の娘で、病気――ばかのようなので、髪を断(き)らして遊ばせてあるのだろう、だから、あんなに無作法なのだと――そう思えたほど、堅気の娘たちとは調和しない奔放さがあった。"
        },
        {
          "ref": "(江戸川乱歩『妖怪博士』)",
          "text": "殿村はさも自信ありげに、落ちつきはらっていうのです。まんざらでたらめとも考えられません。うすばかのようなみょうな顔はしていますけれど、よく見れば、そのギョロリとした両眼には、人の心の奥を見とおすようなするどい光があって、なんとなく、ひとくせありそうな人物です。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "知的障害、精神障害。そのような障害者。"
      ],
      "tags": [
        "dated"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "(「おかしなことを言わないでくれ」「言っていることがおかしい」の意)",
          "text": "バカを言え。ばかこけ。"
        },
        {
          "ref": "(坂口安吾『私は海をだきしめてゐたい』)",
          "text": "夫婦は一心同体だなんて、馬鹿も休み休み言ふがいいや"
        },
        {
          "ref": "(太宰治『人間失格』)",
          "text": "おい、笑いごとじゃ無いぜ。忠告するけど、馬鹿もこのへんでやめるんだな。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "おかしなこと、道理に合わないこと。"
      ]
    },
    {
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        {
          "ref": "(コナン・ドイル三上於莵吉訳 『白銀の失踪』 SILVER BLAZE)",
          "text": "そんな馬鹿なことは考えられません。だから、シムソンはこの事件から除外することが出来、その夜の御馳走をカレー料理と定めることの出来る人、すなわちストレーカ夫婦に我々の注意は集中されるわけです。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "(主に形容動詞として)おかしな、道理に合わない。"
      ]
    },
    {
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        {
          "ref": "(芥川龍之介『出帆』)",
          "text": "僕はいいかげんな返事をしながら、はなはだ、煮切らない態度で、お相手をつとめていた。第一、ばかに暑い。それから、胃がしくしく、痛む。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "(「ばかに」「ばかみたいに」「ばかほど」などの形で)並外れて、異常に、やけに。おそろしく。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "text": "役者ばか"
        },
        {
          "ref": "(自分の子どもに甘い親、子どもを滑稽なまでに過大評価する親)",
          "text": "親ばか"
        }
      ],
      "glosses": [
        "(謙遜・自嘲的にも用いるが、自称する時は反語的ニュアンスを持つ)社会常識を逸脱するくらいそのことのみに専念する人。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "text": "ねじがばかになる。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "使い物にならないこと。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "text": "正直者が馬鹿を見る。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "(主に「ばかをみる」の形で)損、不遇。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "(北大路魯山人『味覚馬鹿』)",
          "text": "つまらないものを食って、一向気にしない人間を見ると馬鹿にしたくなる。"
        },
        {
          "ref": "(仮題)』)",
          "text": "何を馬鹿馬鹿しい、とはじめは嗤い棄てようとしたセトナ王子も、暫く考えている中に、この疑問が決して馬鹿にならないのに気がついた。馬鹿にならないどころか、この疑は、春の沼辺の水草の根の様に、見る見る、彼の心の中に根を張り枝を伸ばして行く。(中島敦『セトナ皇子"
        }
      ],
      "glosses": [
        "(主に「ばかにする」「ばかにならない」の形で)ないがしろ、蔑視、軽視の対象。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "text": "ばかでかい。馬鹿正直。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "(接頭辞的に)並外れていること。"
      ]
    }
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        "東京式"
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        "Atamadaka"
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    },
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      "raw_tags": [
        "京阪式"
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        "Odaka"
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  "synonyms": [
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    },
    {
      "lang": "中国語",
      "lang_code": "zh",
      "word": "二百五, 傻瓜, 痴子"
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