"さしがね" meaning in 日本語

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Noun

  1. 【差(し)金、指(し)金】
    Sense id: ja-さしがね-ja-noun-hCRosQqv
  2. 【差(し)金、指(し)金】
    (「指矩」とも)大工用具で鋼又は真鍮製の直角に曲がった物差し。曲尺。
    Sense id: ja-さしがね-ja-noun-bukYqqcp
  3. 【差(し)金、指(し)金】
    人形浄瑠璃などの操り人形の手の動きを操作する棒。
    Sense id: ja-さしがね-ja-noun-Jh52VnqS
  4. 【差(し)金、指(し)金】
    歌舞伎などで作り物の蝶や小鳥を動かすのに用いる棒。
    Sense id: ja-さしがね-ja-noun-HBqmsD29
  5. 【差(し)金、指(し)金】
    (1-2又は1-3より)隠して行う指示。教唆。
    Sense id: ja-さしがね-ja-noun-xNo7xsAE
  6. 【差()金】掛け金を止める金具。
    Sense id: ja-さしがね-ja-noun-4q-6tnQK
  7. 【差金】(「さしキン」とも)手付金。特に米穀相場取引における証拠金。
    Sense id: ja-さしがね-ja-noun-ruj7s4Sj
The following are not (yet) sense-disambiguated
Categories (other): 日本語, 日本語 名詞
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          "text": "水平、垂直の感覚を、彫刻家はねそべっていても知る。大工はさげふりと差金で柱や桁を測る。彫刻家は眼の触覚が掴つかむ。所謂太刀風を知らなければ彫刻は形を成さない。(高村光太郎 『触覚の世界』)"
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          "text": "それが赤シャツの指金だよ。おれと赤シャツとは今までの行懸上到底両立しない人間だが、君の方は今の通り置いても害にならないと思ってるんだ(夏目漱石 『坊つちゃん』)"
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          "text": "あとになつて、たみの代りに年とつた肥えた女中が私へつくやうになつたが、それが母のさしがねである事を知つた私は、母のその底意を考へて顏をしかめた。(太宰治 『思ひ出』)"
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