"嘗糞" meaning in 日本語

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Noun

Forms: しょうふん
  1. 糞を嘗めること。
    Sense id: ja-嘗糞-ja-noun-c5oEB1vR
  2. 他人に媚び諂い恥を知らないこと。
    Sense id: ja-嘗糞-ja-noun-koCAj0y5
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    "『呉越春秋・勾践入臣外伝』中の、越王勾践が病床の呉王夫差の便をなめて「やがて治るでしょう」と診断した以下の故事より(cf.臥薪嘗胆)。",
    "越王明日謂太宰嚭曰「囚臣欲一見問疾」。太宰嚭即入言於吳王、王召而見之。適遇吳王之便、太宰嚭奉溲惡以出、逢戶中。越王因拜「請嘗大王之溲,以決吉凶」。即以手取其便與惡而嘗之。因入曰「下囚臣勾踐賀於大王、王之疾至己巳日有瘳、至三月壬申病愈」。吳王曰「何以知之」。越王曰「下臣嘗事師、聞糞者順榖味、逆時氣者死、順時氣者生。今者臣竊嘗大王之糞、其惡味苦且楚酸。是味也、應春夏之氣。臣以是知之」。吳王大悅、曰「仁人也」。乃赦越王得離其石室、去就其宮室、執牧養之事如故。越王從嘗糞惡之後、遂病口臭。范蠡乃令左右皆食岑草、以亂其氣。",
    "越王勾践は、側近の嚭に「お見舞いをさせてほしい」と頼んだ。嚭は呉王夫差に伝え、呉王は召出した。(越王が出向くと)呉王が便をすませ、嚭が外に持ち出そうとしていた。越王は「大王様の便を舐めさせてください、それで病状を占いましょう」と言った。そのまま、大小便を手に取りこれをなめた。そして「下僕の勾践はお祝い申し上げます。王のご病気は己巳の日には回復が見え始め、3月の壬申には治っているでしょう」と言った。呉王はどうしてわかるのかと聞いた。勾践は、「下僕が教わった話しでは、糞便と言うものは穀味であり、気候に逆らえば死に、気候に従えば生き残ると言うことです。今王の糞便を舐めさせていただきましたが、その味は苦くまた大変酸っぱい。これは、(活気の出る)春から夏の気に合います(五行説において、酸味は木性で春に対応し、苦味は火性で夏に対応している)。それで、回復が遠くないと分かったのです。」と言った。呉王は喜んで、「立派な人だ」と言って、勾践を捕らえていた石室から解放し、越の宮殿に帰して、元のように越を治めさせた。越王はこのこと以降口臭を気に病むようになった。范蠡はお付きの者にドクダミを食べさせるようにし、臭気を紛らわせた。"
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    "越王勾践は、側近の嚭に「お見舞いをさせてほしい」と頼んだ。嚭は呉王夫差に伝え、呉王は召出した。(越王が出向くと)呉王が便をすませ、嚭が外に持ち出そうとしていた。越王は「大王様の便を舐めさせてください、それで病状を占いましょう」と言った。そのまま、大小便を手に取りこれをなめた。そして「下僕の勾践はお祝い申し上げます。王のご病気は己巳の日には回復が見え始め、3月の壬申には治っているでしょう」と言った。呉王はどうしてわかるのかと聞いた。勾践は、「下僕が教わった話しでは、糞便と言うものは穀味であり、気候に逆らえば死に、気候に従えば生き残ると言うことです。今王の糞便を舐めさせていただきましたが、その味は苦くまた大変酸っぱい。これは、(活気の出る)春から夏の気に合います(五行説において、酸味は木性で春に対応し、苦味は火性で夏に対応している)。それで、回復が遠くないと分かったのです。」と言った。呉王は喜んで、「立派な人だ」と言って、勾践を捕らえていた石室から解放し、越の宮殿に帰して、元のように越を治めさせた。越王はこのこと以降口臭を気に病むようになった。范蠡はお付きの者にドクダミを食べさせるようにし、臭気を紛らわせた。"
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