"しきい" meaning in 日本語

{
  "antonyms": [
    {
      "word": "かもい"
    },
    {
      "word": "鴨居"
    },
    {
      "word": "楣"
    },
    {
      "word": "まぐさ"
    }
  ],
  "categories": [
    {
      "kind": "other",
      "name": "日本語",
      "parents": [],
      "source": "w"
    },
    {
      "kind": "other",
      "name": "日本語 名詞",
      "parents": [],
      "source": "w"
    },
    {
      "kind": "other",
      "name": "日本語 国際音声記号あり",
      "parents": [],
      "source": "w"
    }
  ],
  "derived": [
    {
      "word": "閾値"
    },
    {
      "word": "敷居越し"
    },
    {
      "word": "敷居際"
    },
    {
      "word": "敷居を跨ぐ"
    },
    {
      "word": "敷居が高い"
    }
  ],
  "forms": [
    {
      "form": "敷居"
    },
    {
      "form": "鋪居"
    },
    {
      "form": "閾"
    },
    {
      "form": "歴史的仮名遣い：しきゐ"
    }
  ],
  "lang": "日本語",
  "lang_code": "ja",
  "pos": "noun",
  "pos_title": "名詞",
  "senses": [
    {
      "categories": [
        {
          "kind": "other",
          "name": "日本語 廃語",
          "parents": [],
          "source": "w"
        }
      ],
      "glosses": [
        "座るために地面の上に敷く敷物。"
      ],
      "id": "ja-しきい-ja-noun-VnOJDBV7",
      "tags": [
        "obsolete"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（危険物の規制に関する規則）〔1959年〕",
          "text": "危険物を取り扱うタンクの周囲には、第十三条の三第二項第一号の規定の例による囲いを設けるか、又はタンク専用室の出入口のしきいを高くすること。"
        },
        {
          "ref": "（太宰治『玩具』）〔1946年〕",
          "text": "両親の居間の襖をするするあけて、敷居のうえに佇立すると、虫眼鏡で新聞の政治面を低く音読している父も、そのかたわらで裁縫をしている母も、顔つきを変えて立ちあがる。"
        },
        {
          "ref": "（織田作之助『大阪発見』）〔1940年〕",
          "text": "表門の石の敷居をまたいで一歩はいると、なにか地面がずり落ちたような気がする。"
        },
        {
          "ref": "（梶井基次郎『城のある町にて』）〔1925年〕",
          "ruby": [
            [
              "閾",
              "しきい"
            ]
          ],
          "text": "彼は閾の上へ腰をかけ、雨で足を冷やした。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "家の内と外、または部屋の内と外の境の地面や床に敷いた横木。そこで戸をはめて動かすための溝。"
      ],
      "id": "ja-しきい-ja-noun-L-xZiV3g"
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（森鴎外『高瀬舟』）〔1938年〕",
          "ruby": [
            [
              "疑懼",
              "ぎく"
            ],
            [
              "閾",
              "しきい"
            ]
          ],
          "text": "大病にでもなったらどうしようという疑懼が潜んでいて、おりおり妻が里方から金を取り出して来て穴うめをしたことなどがわかると、この疑懼が意識の閾の上に頭をもたげて来るのである。"
        },
        {
          "ref": "（吉川英治『鳴門秘帖 船路の巻』）〔1926年-1927年〕",
          "ruby": [
            [
              "素気",
              "すげ"
            ],
            [
              "閾",
              "しきい"
            ]
          ],
          "text": "改まったお米の言葉も、急に素気なく取り澄ましてきた。／宿の手前はてまえとして、何もそうにわかに閾をおかなくたっていいだろう。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "内と外の境界。"
      ],
      "id": "ja-しきい-ja-noun-u5LlDnib"
    }
  ],
  "sounds": [
    {
      "form": "しきい",
      "raw_tags": [
        "東京式"
      ],
      "roman": "[shìkíí]",
      "tags": [
        "Heiban"
      ]
    },
    {
      "ipa": "[ɕikʲiː]"
    }
  ],
  "synonyms": [
    {
      "ruby": [
        [
          "閾",
          "しきみ"
        ]
      ],
      "word": "閾"
    }
  ],
  "word": "しきい"
}

{
  "antonyms": [
    {
      "word": "かもい"
    },
    {
      "word": "鴨居"
    },
    {
      "word": "楣"
    },
    {
      "word": "まぐさ"
    }
  ],
  "categories": [
    "日本語",
    "日本語 名詞",
    "日本語 国際音声記号あり"
  ],
  "derived": [
    {
      "word": "閾値"
    },
    {
      "word": "敷居越し"
    },
    {
      "word": "敷居際"
    },
    {
      "word": "敷居を跨ぐ"
    },
    {
      "word": "敷居が高い"
    }
  ],
  "forms": [
    {
      "form": "敷居"
    },
    {
      "form": "鋪居"
    },
    {
      "form": "閾"
    },
    {
      "form": "歴史的仮名遣い：しきゐ"
    }
  ],
  "lang": "日本語",
  "lang_code": "ja",
  "pos": "noun",
  "pos_title": "名詞",
  "senses": [
    {
      "categories": [
        "日本語 廃語"
      ],
      "glosses": [
        "座るために地面の上に敷く敷物。"
      ],
      "tags": [
        "obsolete"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（危険物の規制に関する規則）〔1959年〕",
          "text": "危険物を取り扱うタンクの周囲には、第十三条の三第二項第一号の規定の例による囲いを設けるか、又はタンク専用室の出入口のしきいを高くすること。"
        },
        {
          "ref": "（太宰治『玩具』）〔1946年〕",
          "text": "両親の居間の襖をするするあけて、敷居のうえに佇立すると、虫眼鏡で新聞の政治面を低く音読している父も、そのかたわらで裁縫をしている母も、顔つきを変えて立ちあがる。"
        },
        {
          "ref": "（織田作之助『大阪発見』）〔1940年〕",
          "text": "表門の石の敷居をまたいで一歩はいると、なにか地面がずり落ちたような気がする。"
        },
        {
          "ref": "（梶井基次郎『城のある町にて』）〔1925年〕",
          "ruby": [
            [
              "閾",
              "しきい"
            ]
          ],
          "text": "彼は閾の上へ腰をかけ、雨で足を冷やした。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "家の内と外、または部屋の内と外の境の地面や床に敷いた横木。そこで戸をはめて動かすための溝。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（森鴎外『高瀬舟』）〔1938年〕",
          "ruby": [
            [
              "疑懼",
              "ぎく"
            ],
            [
              "閾",
              "しきい"
            ]
          ],
          "text": "大病にでもなったらどうしようという疑懼が潜んでいて、おりおり妻が里方から金を取り出して来て穴うめをしたことなどがわかると、この疑懼が意識の閾の上に頭をもたげて来るのである。"
        },
        {
          "ref": "（吉川英治『鳴門秘帖 船路の巻』）〔1926年-1927年〕",
          "ruby": [
            [
              "素気",
              "すげ"
            ],
            [
              "閾",
              "しきい"
            ]
          ],
          "text": "改まったお米の言葉も、急に素気なく取り澄ましてきた。／宿の手前はてまえとして、何もそうにわかに閾をおかなくたっていいだろう。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "内と外の境界。"
      ]
    }
  ],
  "sounds": [
    {
      "form": "しきい",
      "raw_tags": [
        "東京式"
      ],
      "roman": "[shìkíí]",
      "tags": [
        "Heiban"
      ]
    },
    {
      "ipa": "[ɕikʲiː]"
    }
  ],
  "synonyms": [
    {
      "ruby": [
        [
          "閾",
          "しきみ"
        ]
      ],
      "word": "閾"
    }
  ],
  "word": "しきい"
}