See 食指が動く on Wiktionary
{ "categories": [ { "kind": "other", "name": "故事成語", "parents": [], "source": "w" }, { "kind": "other", "name": "日本語", "parents": [], "source": "w" }, { "kind": "other", "name": "日本語_成句", "parents": [], "source": "w" }, { "kind": "other", "name": "由来 春秋左氏伝", "parents": [], "source": "w" } ], "etymology_texts": [ "(白文)楚人獻黿於鄭靈公。公子宋與子家、將入見。子公之食指動。以示子家曰、他日、我如此、必嘗異味。及入、宰夫將解黿。", "(訓読文)楚人、鄭の靈公に黿を獻ず。公子宋と子家、將に入りて見えんとす。子公の食指動く。以って子家に示し曰はく、「他日、我此の如く、必ず異味を嘗ぜん。」入るに及びて、宰夫將に黿を解せんとす。", "(現代語訳)楚の人が、鄭の霊公にすっぽんを献上した。王族の子宋と側近の子家が、ちょうどそのとき霊公を訪問した。公子宋の食指(人差し指)がぴくりと動いた。子家にそれを指し示して言った、「いつでも、このようになると、必ずご馳走にありつけるんだよ。」入室すると、料理人がちょうどすっぽんをさばいていた。" ], "forms": [ { "form": "食指を動かす" }, { "form": "ショクシがウゴく 他動詞表現:食指を動かす" } ], "lang": "日本語", "lang_code": "ja", "pos": "phrase", "pos_title": "成句", "related": [ { "word": "食指(大)动" }, { "word": "食指(大)動" } ], "senses": [ { "examples": [ { "ref": "(夏目漱石 『吾輩は猫である』)", "text": "「此孔雀の舌の料理は往昔羅馬(ローマ)全盛の砌り、一時非常に流行致し候ものにて、豪奢風流の極度と平生よりひそかに食指を動かし居候(おりそろ)次第御諒察可被下候(くださるべくそろ)。……」何が御諒察だ、馬鹿なと主人はすこぶる冷淡である。" } ], "glosses": [ "おいしそうなものを見て、食べたくなること。" ], "id": "ja-食指が動く-ja-phrase-xKRUPJ9d" }, { "examples": [ { "ref": "(坂口安吾 『安吾巷談 今日われ競輪す』)", "text": "二十万円ちかい大穴だの、八百長紛擾、焼打、そうかと思うと女子競輪などゝ殺気の中に色気まであり、百聞は一見に如かずと食指をうごかしていたが、伊豆の辺地に住んで汽車旅行がキライときているから、生来の弥次馬根性にもかかわらず、出足がおくれたのである。" } ], "glosses": [ "あることに興味を引かれること、野心を持つこと。" ], "id": "ja-食指が動く-ja-phrase-N~Kc5zEs" } ], "tags": [ "idiomatic" ], "word": "食指が動く" }
{ "categories": [ "故事成語", "日本語", "日本語_成句", "由来 春秋左氏伝" ], "etymology_texts": [ "(白文)楚人獻黿於鄭靈公。公子宋與子家、將入見。子公之食指動。以示子家曰、他日、我如此、必嘗異味。及入、宰夫將解黿。", "(訓読文)楚人、鄭の靈公に黿を獻ず。公子宋と子家、將に入りて見えんとす。子公の食指動く。以って子家に示し曰はく、「他日、我此の如く、必ず異味を嘗ぜん。」入るに及びて、宰夫將に黿を解せんとす。", "(現代語訳)楚の人が、鄭の霊公にすっぽんを献上した。王族の子宋と側近の子家が、ちょうどそのとき霊公を訪問した。公子宋の食指(人差し指)がぴくりと動いた。子家にそれを指し示して言った、「いつでも、このようになると、必ずご馳走にありつけるんだよ。」入室すると、料理人がちょうどすっぽんをさばいていた。" ], "forms": [ { "form": "食指を動かす" }, { "form": "ショクシがウゴく 他動詞表現:食指を動かす" } ], "lang": "日本語", "lang_code": "ja", "pos": "phrase", "pos_title": "成句", "related": [ { "word": "食指(大)动" }, { "word": "食指(大)動" } ], "senses": [ { "examples": [ { "ref": "(夏目漱石 『吾輩は猫である』)", "text": "「此孔雀の舌の料理は往昔羅馬(ローマ)全盛の砌り、一時非常に流行致し候ものにて、豪奢風流の極度と平生よりひそかに食指を動かし居候(おりそろ)次第御諒察可被下候(くださるべくそろ)。……」何が御諒察だ、馬鹿なと主人はすこぶる冷淡である。" } ], "glosses": [ "おいしそうなものを見て、食べたくなること。" ] }, { "examples": [ { "ref": "(坂口安吾 『安吾巷談 今日われ競輪す』)", "text": "二十万円ちかい大穴だの、八百長紛擾、焼打、そうかと思うと女子競輪などゝ殺気の中に色気まであり、百聞は一見に如かずと食指をうごかしていたが、伊豆の辺地に住んで汽車旅行がキライときているから、生来の弥次馬根性にもかかわらず、出足がおくれたのである。" } ], "glosses": [ "あることに興味を引かれること、野心を持つこと。" ] } ], "tags": [ "idiomatic" ], "word": "食指が動く" }
Download raw JSONL data for 食指が動く meaning in All languages combined (2.4kB)
This page is a part of the kaikki.org machine-readable All languages combined dictionary. This dictionary is based on structured data extracted on 2024-11-06 from the jawiktionary dump dated 2024-10-20 using wiktextract (fbeafe8 and 7f03c9b). The data shown on this site has been post-processed and various details (e.g., extra categories) removed, some information disambiguated, and additional data merged from other sources. See the raw data download page for the unprocessed wiktextract data.
If you use this data in academic research, please cite Tatu Ylonen: Wiktextract: Wiktionary as Machine-Readable Structured Data, Proceedings of the 13th Conference on Language Resources and Evaluation (LREC), pp. 1317-1325, Marseille, 20-25 June 2022. Linking to the relevant page(s) under https://kaikki.org would also be greatly appreciated.