See 虎穴に入らずんば虎子を得ず on Wiktionary
{ "categories": [ { "kind": "other", "name": "日本語", "parents": [], "source": "w" }, { "kind": "other", "name": "日本語 ことわざ", "parents": [], "source": "w" }, { "kind": "other", "name": "日本語 成句", "parents": [], "source": "w" }, { "kind": "other", "name": "由来 後漢書", "parents": [], "source": "w" } ], "etymology_texts": [ "『後漢書』班超伝の一節。", "超曰く「虎穴に入らずんば虎子を得ず。当今の計、独(た)だ夜に因りて火を以て虜使(りょし)を攻むること有るのみ、彼をして我の多少なるを知らざらしむれば、必ず大いに震怖し、殄盡すべし。此の虜を滅すれば、即ち鄯善破膽し、功成り事立たむ。」", "班超が言うには「虎の巣穴に入らないなら虎の子は得られない(危険を冒さないなら成功できない)。現在の計略としては、夜に鄯善(服属後の匈奴の一支族)の使者の宿営を火攻めにすることだけであり、使者にこちらの人数が少ないのを覚らせなければ、(使者は)必ず恐怖に駆られ、殲滅できる。この使者を滅ぼせば鄯善は恐れおののき、我らは功績を挙げられるだろう。」" ], "forms": [ { "form": "虎穴(こけつ)に入(い)らずんば虎子(こし)を得(え)ず", "tags": [ "canonical" ] }, { "form": "こけつ" }, { "form": "い" }, { "form": "こし" }, { "form": "え" }, { "form": "こじ" } ], "lang": "日本語", "lang_code": "ja", "pos": "phrase", "pos_title": "成句", "senses": [ { "examples": [ { "text": "劉封は「配下の兵は、大変に疲れた模様に見受けられます。しばらく、ここで休息を与えられたらいかがです?」と進言したが、黄忠は首を振り、「古より、虎穴に入らずんば虎児を得ずといわれている。身を捨ててこそ、手柄も高名もあがる。息ついてはならぬ。者ども進めッ」と、みずから真ッ先に立って鼓舞した。(吉川英治 『三国志 図南の巻』)" }, { "ref": "(たとえその一端でもよい)探知することができるかもしれない。彼はそう決心したのであった。(山本周五郎 『風流太平記』)", "text": "もちろん、真昼の街上だから、脱走しようと思えば決して不可能ではないだろう、しかし万三郎は決意した。――虎穴に入らなければ虎児は獲られない、むしろこれは好い機会だ、敵のふところへ入れば、つなの消息がわかるかもしれない。――うまくゆけば、敵の正体を" } ], "glosses": [ "(「虎が住んでいる穴に入らないなら虎の子を得ることは出来ない」ということから)危険な事を行なわないなら成功できない事の例え。" ], "id": "ja-虎穴に入らずんば虎子を得ず-ja-phrase-2l3uGKM2" } ], "synonyms": [ { "word": "虎穴虎子" }, { "word": "風険投資" } ], "tags": [ "idiomatic" ], "translations": [ { "lang": "英語", "lang_code": "en", "word": "no risk, no reward" }, { "lang": "英語", "lang_code": "en", "word": "Nothing ventured, nothing gained" }, { "lang": "中国語", "lang_code": "zh", "word": "不入虎穴,焉得虎子" } ], "word": "虎穴に入らずんば虎子を得ず" }
{ "categories": [ "日本語", "日本語 ことわざ", "日本語 成句", "由来 後漢書" ], "etymology_texts": [ "『後漢書』班超伝の一節。", "超曰く「虎穴に入らずんば虎子を得ず。当今の計、独(た)だ夜に因りて火を以て虜使(りょし)を攻むること有るのみ、彼をして我の多少なるを知らざらしむれば、必ず大いに震怖し、殄盡すべし。此の虜を滅すれば、即ち鄯善破膽し、功成り事立たむ。」", "班超が言うには「虎の巣穴に入らないなら虎の子は得られない(危険を冒さないなら成功できない)。現在の計略としては、夜に鄯善(服属後の匈奴の一支族)の使者の宿営を火攻めにすることだけであり、使者にこちらの人数が少ないのを覚らせなければ、(使者は)必ず恐怖に駆られ、殲滅できる。この使者を滅ぼせば鄯善は恐れおののき、我らは功績を挙げられるだろう。」" ], "forms": [ { "form": "虎穴(こけつ)に入(い)らずんば虎子(こし)を得(え)ず", "tags": [ "canonical" ] }, { "form": "こけつ" }, { "form": "い" }, { "form": "こし" }, { "form": "え" }, { "form": "こじ" } ], "lang": "日本語", "lang_code": "ja", "pos": "phrase", "pos_title": "成句", "senses": [ { "examples": [ { "text": "劉封は「配下の兵は、大変に疲れた模様に見受けられます。しばらく、ここで休息を与えられたらいかがです?」と進言したが、黄忠は首を振り、「古より、虎穴に入らずんば虎児を得ずといわれている。身を捨ててこそ、手柄も高名もあがる。息ついてはならぬ。者ども進めッ」と、みずから真ッ先に立って鼓舞した。(吉川英治 『三国志 図南の巻』)" }, { "ref": "(たとえその一端でもよい)探知することができるかもしれない。彼はそう決心したのであった。(山本周五郎 『風流太平記』)", "text": "もちろん、真昼の街上だから、脱走しようと思えば決して不可能ではないだろう、しかし万三郎は決意した。――虎穴に入らなければ虎児は獲られない、むしろこれは好い機会だ、敵のふところへ入れば、つなの消息がわかるかもしれない。――うまくゆけば、敵の正体を" } ], "glosses": [ "(「虎が住んでいる穴に入らないなら虎の子を得ることは出来ない」ということから)危険な事を行なわないなら成功できない事の例え。" ] } ], "synonyms": [ { "word": "虎穴虎子" }, { "word": "風険投資" } ], "tags": [ "idiomatic" ], "translations": [ { "lang": "英語", "lang_code": "en", "word": "no risk, no reward" }, { "lang": "英語", "lang_code": "en", "word": "Nothing ventured, nothing gained" }, { "lang": "中国語", "lang_code": "zh", "word": "不入虎穴,焉得虎子" } ], "word": "虎穴に入らずんば虎子を得ず" }
Download raw JSONL data for 虎穴に入らずんば虎子を得ず meaning in All languages combined (2.9kB)
This page is a part of the kaikki.org machine-readable All languages combined dictionary. This dictionary is based on structured data extracted on 2024-11-06 from the jawiktionary dump dated 2024-10-20 using wiktextract (fbeafe8 and 7f03c9b). The data shown on this site has been post-processed and various details (e.g., extra categories) removed, some information disambiguated, and additional data merged from other sources. See the raw data download page for the unprocessed wiktextract data.
If you use this data in academic research, please cite Tatu Ylonen: Wiktextract: Wiktionary as Machine-Readable Structured Data, Proceedings of the 13th Conference on Language Resources and Evaluation (LREC), pp. 1317-1325, Marseille, 20-25 June 2022. Linking to the relevant page(s) under https://kaikki.org would also be greatly appreciated.