"白面" meaning in 日本語

{
  "categories": [
    {
      "kind": "other",
      "name": "日本語",
      "parents": [],
      "source": "w"
    },
    {
      "kind": "other",
      "name": "日本語 名詞",
      "parents": [],
      "source": "w"
    }
  ],
  "forms": [
    {
      "form": "ハクメン"
    }
  ],
  "lang": "日本語",
  "lang_code": "ja",
  "pos": "noun",
  "pos_title": "名詞",
  "senses": [
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（中島敦 『盈虚』）",
          "text": "明け暮れ黄河の水ばかり見て過した十年余りの中に、気まぐれで我が儘だった白面の貴公子が、 何時か、刻薄で、ひねくれた中年の苦労人に成上っていた。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "色が白く、見た目が上品であること。"
      ],
      "id": "ja-白面-ja-noun-3VSX1VBy"
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（岡本綺堂 『中国怪奇小説集 池北偶談』）",
          "text": "しかも今のあなたはさのみ偉い人でもない、単に一個の 白面（若く未熟なこと）書生に過ぎませんから、今こそ初めて多年の恨みを報いることが出来たのです"
        }
      ],
      "glosses": [
        "年若く未熟であること。"
      ],
      "id": "ja-白面-ja-noun--8EDNP~G"
    }
  ],
  "word": "白面"
}

{
  "categories": [
    {
      "kind": "other",
      "name": "日本語",
      "parents": [],
      "source": "w"
    },
    {
      "kind": "other",
      "name": "日本語_形容動詞",
      "parents": [],
      "source": "w"
    }
  ],
  "forms": [
    {
      "form": "しらふ",
      "tags": [
        "canonical"
      ]
    },
    {
      "form": "別字:素面"
    }
  ],
  "lang": "日本語",
  "lang_code": "ja",
  "pos": "adj_noun",
  "pos_title": "形容動詞",
  "senses": [
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（矢田津世子 『凍雲』）",
          "text": "仙太は、この町での飲み頭であった。酒にかけては抗うものがいない。この親爺が白面（しらふ）で歩いているのを、町の人たちは見かけたことがないという。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "酒などを飲んでおらず、意識がしっかりしていること。"
      ],
      "id": "ja-白面-ja-adj_noun-g4Z3S~-f"
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（宮本百合子 『若き時代の道』）",
          "text": "今日の社会の現実は、白面な常識を持った人間に、或る種の公憤を感じさせずにはいない様々の事実に満ちている。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "（比喩）世の中の風潮などに影響を受けずに冷静でいること。"
      ],
      "id": "ja-白面-ja-adj_noun-63PG4V4Q"
    }
  ],
  "word": "白面"
}

{
  "categories": [
    "日本語",
    "日本語 名詞"
  ],
  "forms": [
    {
      "form": "ハクメン"
    }
  ],
  "lang": "日本語",
  "lang_code": "ja",
  "pos": "noun",
  "pos_title": "名詞",
  "senses": [
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（中島敦 『盈虚』）",
          "text": "明け暮れ黄河の水ばかり見て過した十年余りの中に、気まぐれで我が儘だった白面の貴公子が、 何時か、刻薄で、ひねくれた中年の苦労人に成上っていた。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "色が白く、見た目が上品であること。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（岡本綺堂 『中国怪奇小説集 池北偶談』）",
          "text": "しかも今のあなたはさのみ偉い人でもない、単に一個の 白面（若く未熟なこと）書生に過ぎませんから、今こそ初めて多年の恨みを報いることが出来たのです"
        }
      ],
      "glosses": [
        "年若く未熟であること。"
      ]
    }
  ],
  "word": "白面"
}

{
  "categories": [
    "日本語",
    "日本語_形容動詞"
  ],
  "forms": [
    {
      "form": "しらふ",
      "tags": [
        "canonical"
      ]
    },
    {
      "form": "別字:素面"
    }
  ],
  "lang": "日本語",
  "lang_code": "ja",
  "pos": "adj_noun",
  "pos_title": "形容動詞",
  "senses": [
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（矢田津世子 『凍雲』）",
          "text": "仙太は、この町での飲み頭であった。酒にかけては抗うものがいない。この親爺が白面（しらふ）で歩いているのを、町の人たちは見かけたことがないという。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "酒などを飲んでおらず、意識がしっかりしていること。"
      ]
    },
    {
      "examples": [
        {
          "ref": "（宮本百合子 『若き時代の道』）",
          "text": "今日の社会の現実は、白面な常識を持った人間に、或る種の公憤を感じさせずにはいない様々の事実に満ちている。"
        }
      ],
      "glosses": [
        "（比喩）世の中の風潮などに影響を受けずに冷静でいること。"
      ]
    }
  ],
  "word": "白面"
}