"抜本塞源" meaning in 日本語

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Phrase

Forms: ばっぽんそくげん
  1. 大元の原因を除去すること。物事の根源に遡って処置すること。また、禍根を断つこと。「抜本」は「木を根本から引き抜く」、「塞源」は「水源を塞ぐ」の意。
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    "【白文】",
    "叔向謂宣子曰、「文之伯也、豈能改物。翼戴天子、而加之以共。自文以來、世有衰德而暴滅宗周、以宣示其侈。諸侯之貳、不亦宜乎。且王辭直。子其圖之」。宣子說。王有姻喪。使趙成如周弔、且致閻田與襚、反潁俘。王亦使賓滑執甘大夫襄以說於晉。晉人禮而歸之。",
    "【訓読文】",
    "叔向、宣子に謂(い)ひて曰く、「文の伯(はく)たるや、豈に能(よ)く物を改めむや。天子を翼戴して、之に加ふるに共(きょう)を以てせり。文より以来、世々衰徳有りて、宗周を暴滅して、以て其の侈(し)を宣示せり。諸侯の貳(じ)あるは、亦宜(うべ)ならずや。且(か)つ王の辞、直なり。子、其れ之を図れ」と。宣子、説(よろこ)ぶ。王に姻(いん)の喪(も)有り。趙成(てうせい)をして周に如(ゆ)きて弔ひ、且つ閻の田と襚(すい)とを致し、潁の俘を反(かへ)しむ。王も亦賓滑(ひんくゎつ)をして甘の大夫襄を執(とら)へて、以て晋に説(と)かしむ。晋人(ひと)、礼して之を帰(かへ)す。",
    "【現代語訳】",
    "(これを聞いた晋の)叔向は宣子(韓起)に言った、「文公が覇者であった頃には、周の掟を改めることなどあったであろうか。天子を奉戴し、恭順の念をもって支えてきたではないか。(ところが、)文公の後の時代になると、代を追うごとに君主の徳は衰え、本家たる周を蔑ろにして、自国の傲慢ぶりを天下に見せ付けてきた。諸侯が晋に背くのも、何ともっともなことではないか。しかも、周王のお言葉は正論である。どうかよろしく取り計らって頂きたい」。(これを聞いた)宣子は喜んだ。ちょうど周王には姻戚の喪があったので、(中軍の副将である)趙成を周に派遣して弔問させると共に、閻の耕地と襚(すい)(死者に贈る衣服)とを献上させ、また潁邑を討伐した際の捕虜を返させた。周王もまた、(大夫の)賓滑(ひんかつ)に命じて甘邑の大夫の襄を捕らえさせ、(事件の責任者として)晋に弁解させた。晋の人は、賓滑を礼遇して帰した。"
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