See ひよる in All languages combined, or Wiktionary
{ "categories": [ { "kind": "other", "name": "日本語", "parents": [], "source": "w" }, { "kind": "other", "name": "日本語 動詞", "parents": [], "source": "w" } ], "forms": [ { "form": "日和る", "tags": [ "canonical" ] } ], "lang": "日本語", "lang_code": "ja", "pos": "verb", "pos_title": "動詞", "related": [ { "ruby": [ [ "日和", "ひより" ] ], "word": "日和" }, { "ruby": [ [ "日和見", "ひよりみ" ] ], "word": "日和見" } ], "senses": [ { "categories": [ { "kind": "other", "name": "日本語 口語", "parents": [], "source": "w" } ], "examples": [ { "ref": "(下)」)", "text": "それまでは永田らにむかって演説口調で威勢よく語っていた森が急に声をおとし、打明けるように「じぶんはあのとき、闘いを日和った」といったことに注目した。(金井広秋「死者の軍隊 - 連合赤軍の彼方に" }, { "ref": "(南英男「邪欲 - 裁き屋稼業」)", "text": "「リーダー格だった三人が体制側に日和ったわけか」/「全共闘系の学生はノンセクト・ラジカルだったから、日和ったとか転向したという言い方は正しくないね。それでも、昔の仲間たちに背を向けたことは確かだろう」" } ], "glosses": [ "日和見した態度を取る。形勢をうかがって容易に態度を変える。特に運動組織から離れる。闘争をためらう。(「日和見」が動詞化したもの。)" ], "id": "ja-ひよる-ja-verb-YLrWL51a", "ruby": [ [ "日和見", "ひよりみ" ] ], "tags": [ "informal" ] }, { "categories": [ { "kind": "other", "name": "日本語 俗語", "parents": [], "source": "w" } ], "examples": [ { "text": "会場に来てたの可愛い子ばっかでめっちゃひよった。" }, { "text": "深夜に急に物音がしたのでひよった。" }, { "text": "勇気出して誘おうとしたけど直前になってひよった。" }, { "ref": "(朝井リョウ「そして誰もゆとらなくなった」)", "text": "私は一瞬、(中略)ロスでは人糞を捨てる行為が重罪の可能性も……と日和ったが、明日には高飛びするのだから、と、うんことゴボウを一思いに捨てた。" }, { "ref": "(天沢夏月「ヨンケイ!」)", "text": "それでも、まだ出足が鈍いと脊尾は口を酸っぱくして言う。遠慮がある。もっとギリギリまで、限界まで引っ張ってみろ、と。どうも俺は、今までのひよったバトンパスの癖がなかなか抜けないようだ。" }, { "ref": "(渡辺満里奈「甘露なごほうび 2」)", "text": "結局イガラシに付き合ってもらい、かねてから狙っていたオレンジの看板が気を引くとんかつ屋さんに行ってみた。(中略)イガラシがロースを頼むというので、ひよった私はヒレ定食を頼んでしまった。" } ], "glosses": [ "ひるむ。びびる。おじけづく。強気な態度をとるのをやめて妥協的になる。(語義1からの派生か? 「ひ弱になる」からの類推か?)" ], "id": "ja-ひよる-ja-verb-Z-URvNIq", "tags": [ "slang" ] } ], "word": "ひよる" }
{ "categories": [ "日本語", "日本語 動詞" ], "forms": [ { "form": "日和る", "tags": [ "canonical" ] } ], "lang": "日本語", "lang_code": "ja", "pos": "verb", "pos_title": "動詞", "related": [ { "ruby": [ [ "日和", "ひより" ] ], "word": "日和" }, { "ruby": [ [ "日和見", "ひよりみ" ] ], "word": "日和見" } ], "senses": [ { "categories": [ "日本語 口語" ], "examples": [ { "ref": "(下)」)", "text": "それまでは永田らにむかって演説口調で威勢よく語っていた森が急に声をおとし、打明けるように「じぶんはあのとき、闘いを日和った」といったことに注目した。(金井広秋「死者の軍隊 - 連合赤軍の彼方に" }, { "ref": "(南英男「邪欲 - 裁き屋稼業」)", "text": "「リーダー格だった三人が体制側に日和ったわけか」/「全共闘系の学生はノンセクト・ラジカルだったから、日和ったとか転向したという言い方は正しくないね。それでも、昔の仲間たちに背を向けたことは確かだろう」" } ], "glosses": [ "日和見した態度を取る。形勢をうかがって容易に態度を変える。特に運動組織から離れる。闘争をためらう。(「日和見」が動詞化したもの。)" ], "ruby": [ [ "日和見", "ひよりみ" ] ], "tags": [ "informal" ] }, { "categories": [ "日本語 俗語" ], "examples": [ { "text": "会場に来てたの可愛い子ばっかでめっちゃひよった。" }, { "text": "深夜に急に物音がしたのでひよった。" }, { "text": "勇気出して誘おうとしたけど直前になってひよった。" }, { "ref": "(朝井リョウ「そして誰もゆとらなくなった」)", "text": "私は一瞬、(中略)ロスでは人糞を捨てる行為が重罪の可能性も……と日和ったが、明日には高飛びするのだから、と、うんことゴボウを一思いに捨てた。" }, { "ref": "(天沢夏月「ヨンケイ!」)", "text": "それでも、まだ出足が鈍いと脊尾は口を酸っぱくして言う。遠慮がある。もっとギリギリまで、限界まで引っ張ってみろ、と。どうも俺は、今までのひよったバトンパスの癖がなかなか抜けないようだ。" }, { "ref": "(渡辺満里奈「甘露なごほうび 2」)", "text": "結局イガラシに付き合ってもらい、かねてから狙っていたオレンジの看板が気を引くとんかつ屋さんに行ってみた。(中略)イガラシがロースを頼むというので、ひよった私はヒレ定食を頼んでしまった。" } ], "glosses": [ "ひるむ。びびる。おじけづく。強気な態度をとるのをやめて妥協的になる。(語義1からの派生か? 「ひ弱になる」からの類推か?)" ], "tags": [ "slang" ] } ], "word": "ひよる" }
Download raw JSONL data for ひよる meaning in 日本語 (2.8kB)
This page is a part of the kaikki.org machine-readable 日本語 dictionary. This dictionary is based on structured data extracted on 2025-08-06 from the jawiktionary dump dated 2025-08-02 using wiktextract (8b3c49c and 3c020d2). The data shown on this site has been post-processed and various details (e.g., extra categories) removed, some information disambiguated, and additional data merged from other sources. See the raw data download page for the unprocessed wiktextract data.
If you use this data in academic research, please cite Tatu Ylonen: Wiktextract: Wiktionary as Machine-Readable Structured Data, Proceedings of the 13th Conference on Language Resources and Evaluation (LREC), pp. 1317-1325, Marseille, 20-25 June 2022. Linking to the relevant page(s) under https://kaikki.org would also be greatly appreciated.